小学生は、自分が降りないバス停で何度も降車ボタンを押し、バス停に停まるたびに「間違えました」「うっそでーす」とふざけていたそうです。
何度か同じことが繰り返され、バスの中に不穏な空気が流れていたその時…。
また同じように降車ボタンを押した小学生。
するとバスの運転手さんから、「今ボタン押した人降りて
」と言われます。
小学生は「違いまーす!」と笑いながら答えると、「降りて。降りるまで発車しないから」とバスを発車しませんでした。
その言葉を冗談だと思った小学生でしたが、運転手さんは「降りて」と真剣な表情で譲らなかったそうです。
やっと自分の置かれている状況に気付いた小学生は、「ごめんなさい、もうしません」と半泣き状態で謝りますが、運転手さんは「ええけ降りろ、ボタン押したじゃろ」「早う降りにゃあ他のお客さんに迷惑じゃろ」と「降りろ」の一点張り。
どうしようもなくなった小学生が本気で泣き出すと、「あそこの小学校じゃろ。
学校に言うとくけぇの」と言いバスを発車させたそうです。
いつもなら庇ってくれそうな女性のお客さんも、この時ばかりは何もしなかったとのこと。その後小学生は、自分が降りるバス停まで乗客の冷たい視線を浴び、泣きながら目的地まで乗っていたそうです。
現在、この投稿は消去されていますが、運転手さんの対応には好意的な声が寄せられました。
泣けば許されるという甘えから卒業できたね。周囲の人も躾に付き合ってあげたんだね、これこそ本当の優しさ。「ダメなことはダメ」と教えられる人がいるのは、今の時代とても貴重です!運転手さんありがとう。厳しいながらも当然の対応をしたバスの運転手さん。そして運転手さんがバスを発車させない間、黙ってそのやり取りを見守っていた乗客たち。
小学生には痛い思い出になりましたが、本気で叱ってくれたことを感謝できる日がいつか来るのではないでしょうか。