太陽のように赤く輝くトマト。その一粒に、私たちの健康を支える力が秘められているのをご存知だろうか。トマトは野菜として分類されるが、ジュースとして日常的に摂取される珍しい存在でもある。実際、最近では「トマトジュースって本当に健康に良いの?」と疑問を持つ人や、味の問題で敬遠している人も少なくない。しかし、その果実には現代人に欠かせない栄養素がぎっしり詰まっている。
「こんにちは、メディバリー大学病院です。このチャンネルでは医師監修のもと、病気や健康についてわかりやすく発信しています」と画面の向こうに医師が微笑む。トマトジュースのカロリーは100mlあたり約17kcalで、糖質は3.3g。オレンジジュースやコカ・コーラと比較すると、驚くほど低カロリーだ。ダイエット中でも安心して取り入れられる飲み物であることが分かる。
では、トマトジュースに含まれる具体的な栄養素とは何だろうか。日本の代表的メーカー、カゴメのトマトジュースを例に挙げると、190gあたりリコピンとGABAが豊富に含まれており、これらは高血圧や活性酸素の除去、さらには美容やアンチエイジングにも効果が期待できる。
GABAは血圧を下げる働きが報告され、リコピンは赤色の天然色素で強力な抗酸化作用を持つ。毎日適量を飲むことで、体内の老化防止やむくみ改善、便秘解消にもつながる。
トマトジュースにはデメリットもある。加工過程でビタミンCが減少するため、生のトマトほど含有量は多くない。また、飲みやすさを向上させるために塩分が添加されている商品もあり、過剰摂取は注意が必要だ。
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