体を温める食べ物と言えば生姜が代表的です。生姜をすりおろして、はちみつなどと一緒に熱湯に混ぜて作る生姜湯は、とにかく寒いときや風邪をひいたときなどの強い味方です。しかし、生姜以外にも、体を温めてくれる食べ物はたくさんあります。
健康食品や漢方などを製造・販売するビタリア製薬によると「漢方における『陽性食品』を食べると、食事誘発性体熱産生(DIT)を活性化させ、体温を上昇させる」と言います。
DITとは、食事をした後、安静にしていても代謝量が増大することを言います。食後はアドレナリンが分泌され、また、食べ物が消化されるときにも熱が発生するするため、代謝量が上がり、体温が上がるのです。では、そのDITを活性化させる「陽性食品」とは何でしょうか。
漢方では、体を温めてくれるかどうかで食品を「陽性」「陰性」「中性」に区別しています。陽性は体を温め、陰性は逆に体を冷やし、中性は温めも冷やしもしないという意味です。
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