健康のためにより良い食生活が重要であることは漠然と理解していても、どのような食事ならば「健康的」といえるのかは難しい問題ですよね。
まずは健康的な食事とはどのようなものであるか考えてみましょう。
ヒトの体の機能を維持するためには、さまざまな栄養素を食事から摂取する必要があります。
普段の食生活が偏っていると、体に必要な栄養素を十分に摂れていない可能性があります。
また必要な栄養素を摂れていても、それだけでは「健康的」とはいえません。
WHOは健康のことを、「病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」と定義しています
「体に必要な栄養素にはどんなものがあるんだろう?」
「食事から摂取しなければならない栄養素は何種類あるの?」
このように気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヒトの体に必要である栄養素は大きく「エネルギーになるもの」「体をつくるもの」「体の調子を整えるもの」に分けられます。
主にエネルギー源となるのは糖質(炭水化物)と脂質で、たんぱく質もエネルギー源の一種です。
これらの栄養素はまとめて「エネルギー産生栄養素」とも呼ばれます。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください