先月、都内にある大手牛丼チェーン「すき家」の駐車場で、異常な光景が目撃されました。駐車場に無断駐車された車両に対して、従業員が大量の警告文を貼り付けたというのです。写真には、車が見えなくなるほどびっしりと白い紙が貼られており、その数は250枚を超えました。この異常な対応が地元で大きな話題となり、賛否の声が上がっています。
この騒動の発端は、ある車両が2日連続で午前9時から午後8時30分までの間、無断で駐車場に停められていたことです。駐車場の利用規則に従い、店舗側は再三にわたり駐車の解除を求めましたが、改善が見られなかったため、従業員が警告文を貼り始めました。警告文はセロハンテープで直接車のボディやサイドミラーに貼り付けられ、タイヤのホイールの中にも丸めた状態で詰め込まれていました。
自動車トラブルに詳しい弁護士によると、車両に対してセロテープの跡が残るなど、物理的な損害が発生する可能性がある場合、器物損壊罪に該当する恐れがあると指摘されています。このため、店舗側の対応が法的な問題を引き起こす可能性があるとの懸念が示されました。警告文の貼り付け方法が、車両の状態に影響を与える場合には、法的なリスクが高まるというのです。
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