「環境のため」「脱炭素のため」
そう説明されてきた日本のEV補助金。
しかし、数字で整理すると見えてくるのは、別の構図だ。

1｜EV補助金で“実際に得をする人”は誰か

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▶ EV新車購入者（現実的モデル）

車両価格：350万〜450万円

国補助金：最大 65万円

地方補助：10〜20万円

合計補助：最大 約80万円

さらに——

自動車税：非課税 or 軽減

重量税：初回免除

エコカー減税：数万円〜十数万円

👉 購入初期だけで、実質90万円前後の優遇

これは
「最初から新車を買える人」しか到達できないラインだ。

2｜では、EVを買えない人はどうなるか

▶ 中古ガソリン車（13年以上）ユーザー

多くの地方世帯・高齢世帯がこの層に属する。

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年間の“構造的負担”

👉 10年で 約22万円の追加負担

補助金は一切ない。
減税もない。
むしろ**「古い車を使うこと自体がペナルティ化」**されている。

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