「そんな汚い袋、いつまで取っておくの?いい加減に捨てたら?」
ある日、キッチンで食パンの空き袋を洗っていると、夫に笑われた。
私は48歳の主婦。
食費も日用品代も少しずつ値上がりする中、使えるものはできるだけ無駄にしたくない。
特に、毎朝食べている食パンの袋は、丈夫で簡単には破れない。
だから私は、いつも捨てずに取っておいていた。
ところが夫は違った。
「たかがパンの袋だろ?そんなものを再利用しても、たいした節約にならないよ」
その言葉に、私は何も言い返さなかった。
でも、ある夏の日、その考えが変わる出来事が起きた。
気温が30度を超えた午後。
キッチンの生ゴミから嫌な臭いが漂い始めた。
魚の骨や野菜くずを普通のポリ袋に入れていたのだが、袋の口を縛っても臭いが漏れてくる。
夫は鼻をつまみながら言った。
「だから、ちゃんとした防臭袋を買えばいいんだよ」
しかし、専用の防臭袋は毎日使うと意外とお金がかかる。
そこで私は、取っておいた食パンの袋を使ってみた。
食パンの袋にはポリプロピレン製のものが多く、一般的な薄いポリ袋とは違い、比較的丈夫で臭いを通しにくい性質がある。
生ゴミを入れて口をしっかり閉じると、以前より臭いが気になりにくくなった。
それを見た夫は、少し不思議そうな顔をした。
「本当にそんなので違うのか?」
私は笑って答えた。
「じゃあ、ほかの使い方も見せてあげる」
まず、娘が帰省したとき。
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