ワールドカップの舞台で、日本代表が見せた一瞬の連動は、まさに鳥肌ものだった。
相手はチュニジア。身体能力が高く、球際も強い選手たちが、ボールを持つ日本の選手へ一気に群がってくる。少しでも判断が遅れれば、囲まれて奪われる。そんな緊迫した空気の中、試合の流れを変える場面は突然訪れた。
チュニジアのパスが中盤へ入った瞬間、佐野海舟が鋭く反応した。
相手より一歩早く寄せ、体を入れ、ボールを回収する。奪った直後の判断も速かった。迷わず右サイドへ展開。そこに待っていたのは、日本の切り札、稲妻のようなスピードを持つ伊東純也だった。
伊東がボールを受けた瞬間、チュニジアの守備陣が一斉に寄せてくる。前を塞ぎ、内側を切り、簡単には突破させない。普通ならここで一度下げる場面だった。だが、伊東は相手の重心を見逃さなかった。わずかな隙を見つけ、前方へパスを通す。
一瞬、誰もが「そこには日本の選手がいない」と思った。ボールは意図した軌道を外れ、ただ前へ流れたようにも見えた。
しかし、違った。
そのスペースへ走り込んでいたのが、先ほどボールを奪った佐野だった。
奪って終わりではない。展開して終わりでもない。自ら前へ出て、攻撃の最後まで関わりに行く。まるで最初からそこにボールが来ることを分かっていたかのように、佐野は右サイド深くで追いついた。
そして、迷わずクロスを上げる。
ゴール前にはチュニジアのディフェンダーが一人、さらにもう一人、その後ろにも選手が戻っていた。普通に考えれば、日本にとって不利な空中戦だった。
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引用元:https://www.youtube.com/shorts/HjGqKzjwm0k,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]