腕を組み、脚を組み、遠くを見ているような視線。国会の席で撮られたその一枚が、ここまで燃えるとは誰が想像しただろう。コメント欄は怒号の嵐。「脚を組むな」「何様だ」「恥を知りなさい」──皮肉にも、かつて彼女自身が放った名セリフが、今や巨大なブーメランになって返ってきている。
燃え上がる“態度”への怒り
SNSに投稿された写真には、明らかに不満げな表情の三原じゅん子議員。その姿に対して、ネット民たちは容赦がない。
「高市内閣に入れるワケないと思う人、3年B組からやり直し」「ていうか、入れたらあかんやろw」「ただのBitch議員、3年B組に謝れ」「客寄せパンダが立候補できない仕組みが必要」
まるで公開処刑のようなコメントが並ぶ。国民の苛立ちは、もはや政治への不信感だけでなく、「姿勢」や「態度」そのものに向けられているのだ。
世論という名の“熱狂”
興味深いのは、同じ人物に対する世論の手のひら返しだ。数年前、彼女が国会で「恥を知りなさい!」と声を張り上げたとき、SNSは拍手喝采だった。「カッコいい」「筋が通ってる」「あの気迫が好きだ」──人々は“正義のヒロイン”として彼女を称えた。
ところが今は、同じ口調、同じ姿勢が「傲慢」「中身がない」「態度が悪い」と叩かれる。
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