今日は大雪が降り、親戚宅で雪かきの手伝いをしてきた。夫と二人で親戚宅の前の雪を一生懸命かき、ようやく終わったときにはすっかり体が冷えきっていた。仕事を終えたという安堵感と、あたたかい家に帰れるという期待が私の心に広がっていた。
その時、夫が急に「早く帰ろう」と言い出した。普段はあまり焦って帰ろうとしない彼が、こんなに急ぐ理由がわからず、私はちょっと驚いてしまった。
「え?そんなに急いでどうしたの?」と、私は車に乗り込む前に聞いた。
夫はしばらく黙っていたが、顔をこちらに向けると、何だか意味ありげな表情をしていた。「お前…気付かなかったの?」
私は思わず首をかしげて、「気付かなかったって…何?」と尋ねた。雪かきが終わったばかりで、特に他に気になることもなかったし、急ぐ理由が全く見当たらなかったからだ。
夫は車を走らせながら、少し焦ったように言った。「帰宅してからのことなんだけど、お前、家の前に何か気付かなかった?」
その時、私はようやく何かを感じ取った。車の窓から外を見ながら、「家の前…?」と繰り返し、頭を整理してみた。
「もしかして、何かがあったの?家の前の雪とか…」私は少し不安になった。
すると、夫が小さくため息をつき、ついに真相を教えてくれた。「実はさ、家に帰る前に、家の前に大きな雪山ができてたんだ。隣の家の雪がうちの前に積もって、雪かきが大変になりそうだったから、早く帰りたかったんだ。
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