「水筒の水がなくなったので、水道水を飲みました」
小学生の息子が帰宅してそう言った瞬間、私は思わず聞き返した。
「え? どうして水道水を飲んだの?」
息子によると、その日は暑く、休み時間に水筒の水を全部飲み切ってしまったらしい。
喉が渇いて困っていたところ、先生に相談した。
すると先生は、学校の水道を指さして「あの水、飲んどき」と言ったそうだ。
私は耳を疑った。
今の時代、子どもに水道水を飲ませるのが当たり前なのだろうか。
もちろん、水筒の水がなくなったからといって、喉が渇いたまま我慢させるわけにはいかない。
それでも、もう少し言い方があるのではないか。
私はその日の夜、夫にこの話をした。
夫も驚いた様子だった。
「水筒が空になったなら、学校から連絡してくれてもよかったんじゃないか?」
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