「少しくらい敷地の角を踏んでもいいだろう」
隣の月極駐車場を利用する人が、わが家の敷地を近道にして出入りしていた。
最初は、私も気にしないようにしていた。
駐車場の出入り口は反対側にある。
けれど、そちらへ回るより、うちの敷地の角をまたいだほうが近いらしい。
写真を見れば分かるように、車が通る場所は狭い。
自分の車を駐車するときにぶつけないよう、敷地の端までブロックを積むこともできなかった。
だからといって、他人に自由に使われていい場所ではない。
ある朝、車を出そうとした私は、また同じ光景を目にした。
隣の駐車場から出てきた車が、当然のようにわが家のコンクリート部分を横切っていったのだ。
運転手は一度もこちらを見ない。
まるで、そこが自分の通路であるかのようだった。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください