昨年10月に急逝した俳優の西田敏行さん(享年76)のお別れの会が18日、東京都港区の増上寺の光摂殿で行われた。テレビ朝日「ドクターX」シリーズで11年にわたって共演した女優の米倉涼子(49)が涙を流しながら弔辞を読んだ。
米倉は「いつしか西田さんからトシちゃんいう存在。憧れから願い叶って、共演者、飲み仲間、カラオケ仲間、そして相談相手にもなっていただき、いつしか目標とする俳優になりました」と声を詰まらせながら西田さんとの思い出を振り返った。 「『ドクターX』のドラマを通じて家族同然の存在となり、2013年の共演からあっという間に経ってしまいました。そして、まるでワープでもしたかのように逝ってしまった」と回想。西田さんの死について「心の準備もなく電車の中で大声を上げて、泣いたことをはっきりと覚えてます」と悲しみをあらわにした。
続けて、「喜怒哀楽を自由自在に表現し老若男女の壁も壊し友好関係を広げ体いっぱいで人生を謳歌してるように見えたトシちゃんは、私にとって俳優としても人間としても目指したい存在ナンバーワンなのです」
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