八木かなえは、幼い頃から体操に情熱を傾けていた。中学校では、全日本ジュニア選手権で頭角を現し、華々しい成績を残した。しかし、彼女の道は順風満帆ではなかった。怪我に悩まされ、体操を続けるには限界を感じていた彼女は、決断を下した。高校入学と同時に、体操から転向し、新たな挑戦として重量挙げの道に進むことを決意したのだ。
重量挙げの世界に足を踏み入れると、わずか数ヶ月でアジアユース選手権の48キログラム級で優勝を果たした。その後も全日本高校選手権で3年連続優勝し、高校新記録を更新し続ける存在となった。彼女の快進撃は続き、大学進学後も大会新記録での優勝を何度も果たした。
2012年、ロンドンオリンピックでの初出場は彼女にとって大きな転機となった。結果は12位だったが、彼女はその経験から多くを学び、2016年のリオオリンピックでは見事に6位入賞を果たした。しかし、競技へのプレッシャーが彼女の体を動かない状態に追い込むこともあり、その悔しさを口にした。
さらにその後、国際大会の階級変更により、55キログラム級への転向を強いられたことが彼女の成績低迷につながった。
それでも彼女は東京オリンピックへの出場を果たし、結果は11位。しかし、彼女は「三大会の中で一番楽しめた」と笑顔で語り、大会を締めくくった。
2023年、彼女は「十分やりきった」と引退を宣言した。
現在、八木かなえは金沢学院大学でスポーツ科学部準教授として働きながら、重量挙げ部の講師兼指導者として活躍している。彼女の新たなる夢は、指導者として次世代のオリンピック選手を育てること。彼女の挑戦はまだ続いている。
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