中村雅俊という名前を聞けば、多くの人がまず思い浮かべるのは、青春ドラマのまぶしい空気と、名曲『ふれあい』の温かな歌声だろう。慶應義塾大学在学中から文学座の研究所で学び、卒業後すぐに俳優として頭角を現した彼は、ドラマ『われら青春!』で主役に抜擢され、一気に若者の憧れとなった。さらに自ら歌った『ふれあい』が大ヒットし、俳優と歌手の両方で時代を象徴する存在になった。
背が高く、飾らない表情で、どこか硬派。自由に生きているようでいて、人情を忘れない。そんな中村雅俊の姿は、昭和の若者たちにとって理想の兄貴分だった。今もコンサートを続け、長い芸能生活を歩んでいるが、その裏で家族をめぐる出来事は、何度も世間を驚かせてきた。
妻は女優の五十嵐淳子。二人の出会いは、ドラマ『俺たちの旅』での共演だった。ハーフのような華やかな顔立ちで、バービー人形のようだと評された五十嵐淳子は、当時から抜群の美しさを放っていた。共演をきっかけに距離を縮めた二人は、やがて交際へ発展。中村について五十嵐は「気負いがなく、何でも話せる不思議な魅力のある人」と語ったとされる。
一九七七年二月一日、中村雅俊の二十六歳の誕生日に二人は結婚した。披露パーティーにはファンクラブからも参加者が招かれ、会費は男性二千六百円、女性二千四百円というユニークな形式だった。スター同士でありながら、どこか手作りの温かさがある結婚だった。しかし同時に、五十嵐淳子の妊娠も明らかになり、当時の芸能界では大きな話題となった。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=jJ1nJqeR-mI,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]