日産の4代目スカイライン、「ケンメリ」GT-R。その名は、昭和の名車として多くのカーマニアの心に深く刻まれています。その伝説の車が、今、平成の時代を経て再び蘇り、大きな注目を集めています。しかし、ただの復刻ではありません。なんとその価格は3000万円を超え、そして280馬力の強力なRB26エンジンを搭載しているのです。

幻のケンメリGT-R

「ケンメリ」の愛称で知られる4代目スカイラインが初登場したのは1972年。当時、「ケンとメリーのスカイライン」というCMで日本中の注目を集め、若者の憧れの的となりました。そしてその翌年、1973年には2代目スカイラインGT-Rが登場。しかし、当時の厳しい排ガス規制の影響で、生産はわずか200台足らずで終了してしまいました。そのため、この「ケンメリGT-R」は「幻の名車」としてその希少性が際立ち、今でも高額で取引されることが多いのです。

そんな希少な「ケンメリGT-R」が、平成5年に登録された車として中古車市場に再登場。このニュースは、クラシックカー愛好家やカーマニアたちの間で大きな話題となりました。

R32をベースにした「ケンメリGT-R」

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