1982年、昭和57年。当時21歳の私は、初めて自分の車を手に入れました。中古車市場で見つけたその一台は、トヨタの名車「セリカ」。見た目は堂々たる2.0GT、しかし実は中身はSTという少しあんちょくな選択でした。なぜこの車を選んだのか?答えは単純で、セリカがサファリラリーで優勝を果たし、当時の私の心を掴んで離さなかったからです。
当時、セリカのデザインに惚れ込み、ラリーでの輝かしい実績を見て「自分もこの車で走りたい!」という衝動に駆られたのです。しかし、新車を手に入れるには若すぎた私にとって、中古車市場で出会ったセリカSTは最高の選択肢でした。見た目は確かに2.0GTそのもの。フェンダーミラーが標準装備されていた頃ですが、私は流行に乗って社外品のドアミラーに交換しました。これだけでも、自分のセリカに個性を持たせたような気分になれたものです。
さらに、パーソナル無線を車内に取り付けたのも、当時の自分にとってはステータスシンボルでした。
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