この写真を見た瞬間、つい笑ってしまった。ポーズも表情も、なんだか全力で“生きてる”感じ。小島よしおさんと青木アナの「元気マシマシポーズ」。バラエティの一コマに見えるけど、よく見ると、ただ明るいだけじゃない。ふたりの間には、“プロの明るさ”がちゃんと宿っている。
どんな時代でも「明るい人」が必要だった
テレビをつけると、ニュースもSNSもどこか重い。不安や批判ばかりが流れてきて、気づけばため息をついてしまう。
そんな中で、何も考えていないように見える“明るさ”ほど、実は難しい。人を笑わせることは、空気を読む力と、誰かを傷つけない優しさがいる。小島よしおさんは、何年もその「明るさ」を武器にしてきた。ブレずに、媚びずに、ずっと“元気キャラ”を貫いている。
でもそれって、簡単そうで、誰にもできないことだ。どんな現場でも、空気を明るくする人ほど、実は繊細で努力家だということを、この笑顔が quietly 教えてくれる。
笑顔の裏にある“バトン”
横に立つ青木アナも、同じだ。ニュースからバラエティまで、視聴者に“温度”を届ける仕事。どんなに疲れていても、カメラが回った瞬間には笑顔をつくる。「明るくいること」が、彼女たちの“責任”なのだ。
番組の裏では、きっと緊張や準備の積み重ねがある。けれど表に出るのは、ただ一瞬の笑顔と、明るい声。その“軽やかさ”の中に、どれだけの努力が隠れているんだろう。
ふたりのポーズには、そんなプロ意識の「バトン」が見えた。お互いを支え合うように、笑顔で立っている。見ている側まで、ちょっとだけ前を向ける気がした。
「元気」って、才能だと思う
「元気だけが取り柄」なんて、自虐っぽく聞こえるけれど、実は、それほど尊い取り柄はない。
人を明るくする。自分の機嫌を自分で取る。辛い時ほど、笑って前を向く。
それを“自然にできる人”は、もうそれだけで、周りを救っている。
小島さんの派手なスニーカーも、青木アナの春のような花柄ワンピースも、ただの衣装じゃない。それぞれの「明るさの象徴」だ。見ているだけで、空気が少しあたたかくなる。
「おっぱっぴー」で笑わせていたあの頃から、どれだけ時代が変わっても、“明るさ”は人をつなぐ力であり続けている。
この写真がバズった理由は、単なる面白さでも、ノスタルジーでもない。見た人がみんな、無意識に「元気をもらった」からだ。
──だから今日も言いたい。元気だけが取り柄でもいいじゃないか。それが、いちばん強い武器なんだから。