「計算は合ってるのに、なんでバツなの?」小学2年生の息子が、答案用紙を握りしめて泣いていた。
テストに出たのは、こんな問題だった。
「ろうそくが10本あります。全部に火をつけたところ、風で3本が消えました。最後まで残るろうそくは何本ですか?」
息子の答えは「10-3=7本」。
先生は大きな赤いバツをつけ、その下に「よく問題を読もう!」と書いていた。
「ママ、僕、引き算は間違えてないよね?」
息子は何度も自分の計算を見直していた。
私は答案用紙を受け取り、問題文をゆっくり読み返した。
そして、思わず「あっ」と声が出た。
この問題、実は単純な引き算ではなかったのだ。
「最後まで残る」という言葉がポイントだった。
風で消えた3本は、火が消えているから、そのまま形が残る。
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