算数のテストが返ってきた日、私は答案を見て納得できなかった。
応用問題の1番に、大きな赤いバツがついていたからだ。
「……えっ?」
もう1度、自分の答えを確認した。
10-3=7。
答え、7本です。
計算に間違いはない。
なのに、その上には赤い斜線が引かれ、下には先生の文字が書かれていた。
「よく問題を読もう!」
私は思わず首をかしげた。
「いや、読んだよ……」
問題文には、こう書かれていた。
「ろうそくが10本あります。全部に火をつけたところ、風で3本が消えました。最後まで残るろうそくは何本ですか?」
私は最初、単純な引き算だと思った。
10本から3本を引く。
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