ガーゼ交換のためにクリニックへ向かった日のことだった。
正直、外出するだけでも少し大変だった。
足にはまだ痛みが残っていて、普段のようにすたすた歩けない。
できるだけ足に負担をかけないようにしながら、ゆっくり歩いていた。
「よし、今日もちゃんと処置してもらおう」
そう自分に言い聞かせて家を出た。
傷を早く治したい。
そのためには、必要な処置をきちんと受けることが大切だと思っていた。
だから、少し張り切って早めに出発したのだ。
ところが、その判断が思わぬ事態につながった。
午後2時頃、ようやくクリニックに到着した。
入口の近くまで歩き、受付に声をかけた。
「すみません、ガーゼ交換をお願いしたいんですが」
すると、スタッフから思いがけない返事があった。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください