誕生日を迎えるたびに届く「ねんきん定期便」。
今年も封を開けると、これまでの加入記録と、将来受け取れる年金額の見込額が記載されていた。
私がまず目にしたのは、これまでに納めた保険料の合計だった。
約1,000万円。
長年働き、給与から天引きされてきた金額を積み重ねると、それほどの額になる。自分では意識していなかった負担の大きさに、あらためて驚いた。
次に、65歳から受け取れる見込額を確認した。
年額は約183万円。
月額に単純換算すると、約15万2,500円になる。
「約1,000万円も納めて、年金はこれだけなのか」
書類を見たまま、そんな言葉が口から出た。
家族に定期便を見せると、相手も数字を見比べた。
「183万円は、1年分なの?」
「そうみたい。月額じゃない」
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください