「先生、問題が間違っているのに、どうして僕が0点なんですか?」
小学4年生の息子が、算数のテストを持って帰ってきた。
赤ペンで大きく書かれた点数は、まさかの「0点」。
私は驚いて答案を見た。
問題には、こう書かれていた。
「1個120円のりんごを3個買いました。おつりはいくらでしょう?」
息子の回答欄には、少し不器用な字でこう書かれていた。
「いくらはらったか、かいてない。」
その下には、先生の赤字があった。
「たしかに……先生の問題がよくなかったですね。ごめんね!」
さらに、申し訳なさそうな顔のイラストまで描かれていた。
思わず笑いそうになったが、右上の「0/10」を見て、私は複雑な気持ちになった。
息子は間違ったことを書いていない。
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