写真は、札幌市内の小学校に通う6年生へ提供された給食として報道されたものだ。
写っているのは牛乳、背割りコッペパン、キャロットポタージュ、ウインナー、バナナ。食器には余白が目立ち、初めて見た保護者が「本当にこれで全部なのか」と驚くのも無理はない。
写真を提供した母親は、子どもから以前より「給食が少ない」と聞いていたという。帰宅するとすぐ食べ物を求める状態で、実際の給食を見て「うそでしょ」と驚いたと報じられている。
札幌市では2026年度、小学校給食が国の交付金を活用して無償化された。そのためSNSでは、「無料になった代わりに量が減ったのではないか」という疑問も広がった。
しかし札幌市長は、学校給食には学齢に応じた栄養素と量の基準があり、無償化の前後で基準、量、献立、栄養素の内容は変えていないと説明した。小学校高学年の食材費は1食382円で、物価高を踏まえ、前年度より約30円引き上げられているという。
札幌市が公表する学校給食摂取基準では、小学校高学年の目標エネルギーは1食760kcal。たんぱく質、脂質、カルシウム、鉄、食物繊維などにも基準が設けられている。献立は栄養教諭や栄養士による会議を経て、学校給食運営委員会などへ諮った上で決められる。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください