「これが解けたらIQ130以上だって!」
小学3年生の息子が、赤ペンで大きくバツをつけられた算数のプリントを持って帰ってきた。
そこには、たった3行の問題が書かれていた。
「バスにお客さんが20人乗っています。次のバス停で5人降りました。今、バスに乗っている人は全部で何人ですか?」
息子の答えは「20-5=15人」。
ところが、先生の赤ペンにはこう書かれていた。
「運転手さんは? よく問題を読みましょう!」
私は思わず笑ってしまった。
確かに、運転手さんを含めれば16人になる。
でも、息子は納得できない顔をしていた。
「お母さん、僕、そんなに頭が悪いのかな?」
その一言で、私は笑うのをやめた。
息子は普段から算数が得意で、宿題も自分から進んでやる子だった。
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