34歳で脳梗塞を発症してから、今日でちょうど3年になる。
あの日のことは、今でも忘れられない。
1人暮らしの自宅で、風呂に入っていたときだった。
突然、体に異変が起きた。
いつもなら当たり前に動くはずの体が、思うように動かなくなった。
気づけば、私は風呂場で倒れていた。
診断されたのは、動脈解離を伴う脳幹梗塞だった。
命を落としていてもおかしくない状況だった。
それでも、私は生き残った。
ただ、生きていることを素直に喜べるようになるまでには、長い時間がかかった。
後遺症として、手足と体幹、そして口に麻痺が残った。
歩くことができない。
体のバランスを保つことも難しい。
以前なら何も考えずにできていた動作が、突然、大変な作業になった。
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