おしどり夫婦と呼ばれた二人ほど、離婚が報じられた瞬間の衝撃は大きい。仲睦まじい姿を見ていた世間は、「あの夫婦だけは大丈夫」と勝手に信じてしまう。だが、夫婦の本当の距離は、外から見える笑顔だけでは分からない。 一人目は、ディーン・フジオカ。二〇一二年に中国系インドネシア人女性と結婚し、三人の子どもにも恵まれた彼は、家族思いの俳優として知られていた。
しかし二〇二五年十月、十三年の結婚生活に区切りをつけたことを発表した。本人は、長い話し合いの末、価値観や将来への考え方の違いを尊重し、それぞれの道を選んだと説明している。 日本で多忙に活動するディーンと、海外を生活拠点とする家族。その距離は、最初は愛情で埋められていたのかもしれない。だが、子どもの教育や将来を考える時期になると、夫婦の間に少しずつ違う景色が見え始める。華やかな国際結婚の裏で、家族として同じ場所に立ち続ける難しさがあったのだろう。 二人目は、東出昌大。女優・杏と二〇一五年に結婚し、三人の子どもを授かった二人は、まさに理想の俳優夫婦として見られていた。だが、唐田えりかとの不倫報道をきっかけに夫婦関係は大きく揺らぎ、二〇二〇年八月に離婚を発表。
三人の子どもの親権は杏が持ち、杏は慰謝料を求めなかったと報じられている。 東出は復縁を望んでいたとも言われるが、杏が選んだのは、母として子どもたちを守る道だった。怒りをぶつけるより、生活を守る。責め続けるより、前に進む。その静かな決断が、かえって彼女の強さを際立たせた。 そして三人目は、渡辺謙。南果歩とは二〇〇五年に結婚し、互いの闘病を支え合う夫婦として知られていた。
南の乳がん発覚後も、献身的な夫婦像が語られていたが、二〇一七年に二十一歳年下の女性との不倫が報じられ、渡辺は会見で報道内容を大筋で認めた。翌二〇一八年、十三年の結婚生活は終わりを迎えた。 離婚時には、都内の五億円ともいわれる自宅が南に分与されると報じられた。世界的俳優として築き上げた名声の裏で、最も近くにいた妻の信頼を失った代償は、金額以上に重かったはずだ。
三組に共通するのは、外から見れば完璧に見えた夫婦ほど、内側には誰にも見せないすれ違いを抱えていたことだ。愛情がなかったわけではない。だが、距離、裏切り、価値観の違いは、時間をかけて夫婦の足元を崩していく。おしどり夫婦の離婚が人々を驚かせるのは、幸せそうな笑顔の奥にある現実を、私たちが最後まで知らないまま見ているからなのかもしれない。
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