日本史の定期テストが返ってきた日、私は答案を見て思わず笑ってしまった。
いや、正確には笑うしかなかった。
50点満点の大問の中に、どう考えても納得できない問題があったからだ。
『本能寺の変で、織田信長は本能寺で明智光秀に攻められました。このとき、織田信長が最初に言った言葉を答えなさい。』
配点は10点。
私はその問題を見た瞬間、完全に手が止まった。
本能寺の変なら分かる。
1582年、京都の本能寺に滞在していた織田信長が、家臣の明智光秀に襲撃された事件だ。
歴史の授業でも何度も取り上げられた。
しかし、問題はそこではなかった。
『最初に言った言葉』
これがどうしても分からない。
「えっ、そんなことまで覚える必要あったっけ?」
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください