日曜日の午後、リビングで洗濯物を畳んでいると、小学5年生の息子が問題集を抱えてやってきた。
「お母さん、ちょっと教えて」
「どうしたの?」
「この問題、答えは出たんだけど、自信がない」
息子が開いたページには、兄弟の年齢を求める問題が載っていた。
『兄と弟の年齢を合わせると30歳です。兄は弟より6歳年上です。兄は何歳でしょう?』
私は問題文を読んでから、息子のノートを見た。
そこには大きく「24歳」と書かれていた。
「どうやって計算したの?」
「30から6を引いたんだよ」
「なるほどね」
「合ってる?」
私はすぐには答えなかった。
なぜなら、息子がどこで勘違いしたのか、自分で気づいてほしかったからだ。
「じゃあ、ちょっと確認してみようか」
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