今、埼玉県川口市・蕨市で暮らすクルド人たちが、かつてないほどの不安に怯えています。
原因は、ネット上で加速するヘイトスピーチ、そして現実の社会にも溢れ出した「差別」です。
「さっさと国へ帰れ」
「クルド人=テロリスト」
そんな言葉が、日常的にSNSを飛び交い、時には子どもにまで突き刺さる。
あるクルド人の小学生の娘は、同級生から「くさい」と言われ、それ以来毎朝シャワーを浴びて登校するようになったといいます。
でも…これは、遠い国の話でも、昔の話でもありません。
“今の日本”の話です。
「不法移民が治安を悪くしている」
「在日外国人に生活保護なんてとんでもない」
そんな"煽り文句"を連呼して、堂々とトップ当選した議員もいます。
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