自民党総裁選の舞台裏で、注目を集める出来事が起こった。熱気あふれる秋葉原での街頭演説に立った小泉進次郎氏は、どこか迷走しているような印象を周囲に与えた。彼が登場する直前、進次郎氏は人気女子アナウンサー吉原アナから奇妙な質問を浴びせられ、そのやりとりが一部メディアで話題となった。

銀座での一幕と、吉原アナの不思議な質問

秋葉原に先立ち、銀座四丁目交差点でも進次郎氏は演説を行った。そこに集まった聴衆は5,000人以上。気温は35度を超え、辺りは蒸し暑さに包まれていた。そんな中、黒いスーツを着た吉原アナが登場。彼女は日傘を差し、汗だくになりながらも進次郎氏の登場を待っていた。

ミニバンから飛び出した進次郎氏に、吉原アナは「よろしくお願いします」と声をかけ、次にいきなりマイクを向けてこう質問を投げかけた。「先日野球部を視察された際に、『迷ったらフルスイング』というモットーをおっしゃっていましたが、改めてお願いします」と。進次郎氏は困惑しながらも「つないで、つないで、この日を作ってくれた仲間たちがいますから、フルスイングしろと言ってくれてます」

だが、吉原アナは食い下がるように、「時にはバントも必要なんじゃないか、と思ったんですが？」と再度質問。進次郎氏は少し戸惑いながらも、「私には今、フルスイングするべきだと言ってくれる人たちがいます」と再びフルスイングの話を続けた。やや噛み合わない会話に、場の空気はどこか不自然なものとなった。

太田光の皮肉とスタジオの笑い

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