「え、これしか買ってないのに3,000円?」
夫がレシートを見ながら、ため息をついた。
「最近、食費かかりすぎじゃない?」
その一言で、胸の奥がズキッとした。
私は毎日、できるだけ節約している。
高い食材は避ける。
セール品を選ぶ。
外食なんてほとんどしない。
それなのに、たった1回の買い物で責められるような言い方をされた。
テーブルの上に置かれたのは、2026年9月24日18時04分のスーパーのレシート。
合計金額は2,989円。
「ほら、3千円近いじゃん」
夫はそう言った。
でも私は、静かにレシートを見返した。
そこに並んでいた商品は、
きゅうり、
ミニトマト、
広島産サンチュ、
ツクリモノワラビ、
納豆、
卵、
カマンベールチーズ400g。
確かに金額だけを見ると、約3,000円。
でも、これが何日分の食事になると思っているのだろう。
私は怒鳴らなかった。
ただ聞いた。
「じゃあ、この中で無駄なものってどれ?」
夫は一瞬黙った。
きゅうりは毎朝食べる。
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