この前、バースデイへ買い物に行ったときのことです。
子どもの肌着と靴下を買い足したくて、午前中のまだ空いている時間を選んで行きました。駐車場には小さな子ども連れの家族が多く、カートを押す人、チャイルドシートから子どもを降ろす人、荷物を積む人で、いつものように少しだけ慌ただしい雰囲気でした。
私は入口に近い場所に車を停め、荷物をまとめて降りようとしていました。
そのとき、1台の車がゆっくり駐車場に入ってきました。
最初は普通の車に見えました。けれど運転席を見た瞬間、思わず二度見しました。
運転している女性の胸元に、赤ちゃんがいました。
しかも、抱っこ紐をつけたまま。
一瞬、自分の見間違いかと思いました。助手席に誰かが抱いているのか、チャイルドシートがそう見えただけなのか。そう思ってもう一度見ても、やっぱり違いました。運転席の人が、赤ちゃんを前に抱いたままハンドルを握っていたんです。
正直、目を疑いました。
駐車場だから低速だし、近くだから大丈夫。本人はそんな感覚だったのかもしれません。でも、駐車場ほど人が急に出てきます。小さな子どもが走ることもあります。
車止めに乗り上げることも、隣の車に接触することもあります。
何より、もし急ブレーキを踏んだらどうなるのか。
想像しただけで、背中が冷たくなりました。
その車は店の入口近くで止まりました。女性は何事もなかったようにドアを開け、抱っこ紐の赤ちゃんをそのまま抱えた状態で降りてきました。隣にいた別の買い物客も、明らかに驚いた顔で見ていました。
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