仕事帰り、スマホで見かけた1枚の資料に、私は思わず目を疑った。
見出しには「さいたま市の生活保護支給額」と書かれていた。
そこには世帯構成ごとの月額が具体的に並んでいた。
40代の単身者で12万4680円。
30代の夫婦と小学生2人の世帯で28万0740円。
そして、40代のうつ病の母親と、小学生2人、中学生1人の母子世帯では33万2750円。
「……33万円?」
私は思わず声に出した。
隣にいた同僚が顔を上げた。
「どうした?」
「これ見て。生活保護の支給額だって」
スマホを渡すと、同僚も驚いた顔をした。
「月33万円? 結構な金額だな」
「そうなんだよ。しかも、下にまだ続きがある」
資料には医療扶助、教育扶助、介護扶助などの項目が並んでいた。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください