日曜日の午後、私はキッチンで夕食の下ごしらえをしていた。
すると、小学5年生の息子が問題集を抱えてやってきた。
「お母さん、これ分かる?」
「何の問題?」
「ケーキを切る問題なんだけど」
私は手を拭いて、問題集をのぞき込んだ。
『丸いケーキを、ナイフで3回切ります。最大で何個に分けられるでしょう?』
その下には、イチゴが飾られた丸いケーキのイラストがあった。
「へえ、面白そうだね」
「僕は6個だと思うんだ」
息子はノートに丸を描いた。
そして、中心を通る直線を3本引いた。
「ほら、6個!」
確かに、ケーキを上から見て、中心を通るように3回切れば6等分できる。
「ちゃんと考えたんだね」
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