「えっ、直径が2倍なら、面積も2倍じゃないの?」
小学生の娘が持ち帰ってきた算数のテストを見て、私は思わず声を上げた。
問題にはこう書かれていた。
「直径10cmのピザと、直径20cmのピザがあります。
大きいピザは、小さいピザの何倍の広さでしょう?」
娘の答えは「2倍」。
ところが、先生の赤ペンで大きくバツがつけられていた。
その横には、「2倍なのは直径だけ!」と書かれている。
「いやいや、先生。直径が2倍なんだから、広さだって2倍でしょう?」
私は自信満々に言った。
娘は不安そうに私を見つめた。
「ママ、やっぱり私が間違ってるの?」
「大丈夫。ママが教えてあげるから」
そう言ったものの、私は算数が得意というわけではない。
それでも、直径が2倍になれば広さも2倍になる。
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