午前2時17分。
私は救急外来の車椅子に座り、お腹を抱えていた。
27歳になってから、これほど強い痛みを感じたことはなかった。
始まりは、その日の夕食後だった。
下腹部に鈍い痛みが走った。
最初は生理痛か、食べ過ぎによる腹痛だと思った。
しかし、午後10時を過ぎたころから様子が変わった。
立ち上がろうとすると、お腹の奥を強く締めつけられるような痛みが走った。
「痛い……」
私は床にしゃがみ込んだ。
しばらく休めば治まると思ったが、痛みは一向に引かなかった。
吐き気が強くなり、額には冷や汗が浮かんだ。
このまま朝まで待つのは危険かもしれない。
そう思い、救急外来に向かった。
病院に着いたときには、まともに歩くこともできなかった。
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