「トイレが詰まっただけなのに、請求額は約10万円だった。」
知り合いから震えた声で相談された。
「助けて…明日までに払えって言われた」
最初は何が起きたのか分からなかった。
日曜日の夜。
突然トイレが流れなくなり、慌てて修理業者を呼んだという。
水が逆流する恐怖。
家族も使えない不安。
そんな状況で、冷静に判断するのは難しかった。
業者はすぐに到着した。
そして作業を始めた。
「少し特殊な作業が必要です」
「このままだと大変なことになります」
不安をあおるような説明が続いた。
知り合いは早く直してほしい一心だった。
しかし問題はその後だった。
作業が終わった瞬間。
突然、金額を告げられた。
「全部で約10万円です」
「え?」
事前に詳しい金額説明はなかった。
見積もりを確認する前に作業が進んでいた。
渡された紙には、
圧力ポンプ作業。
便器脱着作業。
衛生作業。
排水管内洗浄作業。
いくつもの項目が並んでいた。
合計金額は約9万円台。
そこに消費税が加わっていた。
知り合いは戸惑った。
「そんな金額になるなんて聞いていません」
すると業者側の態度が変わった。
「払ってもらわないと困ります」
「裁判になっている人も多いですよ」
さらに免許証の写真まで撮られていた。
最初は「今月中でいい」と言われていた。
しかし突然。
「明日までに払わないと家に行くことになる」
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