「え……これはさすがに大丈夫なの?」
いつものように子どもを連れて公園へ行った私は、ある光景に目が止まりました。
そこには、小学生くらいの子ども2人が遊具で遊んでいました。
近くにはベビーカー。
中にはまだ7ヶ月くらいに見える赤ちゃん。
一見すると、どこにでもある休日の公園風景でした。
でも、少し違和感がありました。
遊具の上を見ると、大人の男性が横になっていました。
子どもたちが遊ぶ場所なのに、まるで自宅のソファのように寝転んでいる。
周りに他の親子が来ても、気にする様子はありませんでした。
「ここって子どもが遊ぶ場所だよね……?」
私は少し驚きました。
もちろん、子どもを見守りながら休憩することはあります。
小さい子どもがいる家庭なら、親が疲れることも分かります。
でも、その場所はみんなが使う公園の遊具。
順番を待っている子どももいます。
小さな子が近づいても、自分が占領していることに気づいていないようでした。
さらに気になったのは、近くに停められていた車でした。
車の周辺を見ると、
使用済みのおむつ。
ティッシュ。
ゴミのようなものが大量に散らばっていました。
「まさか……」
私は思わず二度見しました。
赤ちゃんがいる家庭なら、おむつやティッシュが必要なのは当然です。
でも、公園の駐車場周辺にそのまま放置されている光景には驚きました。
子どもたちは何も悪くありません。
楽しそうに遊んでいます。
赤ちゃんもベビーカーで過ごしています。
だからこそ、大人が最低限気をつけるべきことがあるのではないかと思いました。
公園は、その家族だけの場所ではありません。
小さな子ども。
高齢者。
散歩に来る人。
たくさんの人が利用する場所です。
「少しだけなら」
「誰も見ていないから」
そんな気持ちが、別の誰かの不快感につながってしまいます。
近くにいた別の親も、同じように困った表情をしていました。
でも、誰も強く言えません。
相手がどんな人なのか分からないからです。
私はその場で写真を撮りながら、考えました。
注意するべきなのか。
管理者へ伝えるべきなのか。
それとも見なかったことにするべきなのか。
子どもたちは楽しそうに遊んでいる。
でも、その横で大人が守るべきルールが崩れている。
しばらくすると、別の親子が遊具へ近づいてきました。
その瞬間、周囲の空気が少し変わりました。
「ここ、使ってもいいですか?」
小さな声で聞いた母親。
すると寝転んでいた男性は、ゆっくり顔を上げました。
その後、周りにいた人たちが見たものは……。