最近、車が1台増えたため、同じアパートの駐車場をもう1台分契約した。
管理会社にも正式に申し込み、契約書にサインをし、初期費用も支払った。
これで駐車場所の心配をしなくて済むと思っていた。
ところが、契約して数日後の朝、駐車場へ向かうと、車のフロントガラスに1枚の張り紙が貼られていた。
しかも、普通の紙ではない。
テプラで作られた、妙に整った文字だった。
そこには、管理会社らしき会社名まで入っていた。
内容は、まるで私が無断で駐車しているかのような、かなり強い口調だった。
「契約違反です」
「至急、車を移動してください」
読んだ瞬間、私は目を疑った。
私はきちんと2台目の駐車場を契約している。
なぜ、会社名まで入った張り紙を貼られなければならないのか。
しかも、張り紙の最後には、まるで管理会社からの正式な通告のような書き方がされていた。
夫は、
「管理会社が貼ったなら、契約手続きに何か問題があったんじゃない?」
と心配そうに言った。
私はすぐに契約書と支払い明細を確認した。
契約開始日も、駐車区画の番号も、間違いなく記載されている。
念のため、管理会社へ電話をかけた。
「駐車場に、このような張り紙が貼られていたのですが……」
担当者に写真を送ると、しばらく沈黙が続いた。
そして、返ってきた答えは予想外だった。
「こちらでは貼っておりません」
私は思わず聞き返した。
「会社名まで書いてありますが、本当に違うんですか?」
「はい。弊社が使っている書式とも違います。貼った人物については、確認が必要です」
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