義父と義妹の介護に追われ、自分の人生を犠牲にしてきた私。そんなある日、夫から突然「別れてくれ、支えたい人が居るんだ」と身勝手な離婚を切り出された。
結婚以来、私は義実家で長年介護を担い続けてきた。しかし、夫は別の女性と一緒になりたいという理由で、私や娘をあっさりと捨てようとしたのだ。夫の家族である義兄や義姉たちも、自分たちの面倒は私に押し付けたまま、身勝手な夫の言い分を黙認していた。
絶望の淵に立たされていた私を救い出したのは、海外赴任から戻った高校時代からの親友だった。再会した友人にこれまでの苦難を打ち明けると、彼女は強い口調でこう言い放った。「今逃げないでどうするの!これからは自分の人生を生きるべきよ」。その言葉に背中を押された私は、弁護士を立てて高額な慰謝料と十分な財産分与を勝ち取り、愛娘を連れて実家へと逃げ出すことに成功したのである。
実家に戻った私と娘を、家族は温かく迎え入れてくれた。長年の介護という呪縛から解放され、私は初めて本当の家族の温もりと、自分の人生を取り戻した実感をかみしめていた。
しかし、夫の破滅への秒読みは、離婚の成立と共にはじまっていた。
元夫は離婚を急ぐあまり、私に多額の財産を渡したことで経済的に困窮。その上、再婚相手として迎え入えた女性は家事も介護も一切せず、元義父や元義兄たちとの間で激しい摩擦が生じ、家庭は完全に崩壊していた。元夫の家族からも「元妻を見習え」「どうしてくれるんだ」と泣きつくような電話が相次ぐようになったが、もはや私には何の関係もない。
そして離婚から二ヶ月後、ついに元夫が我が家にまで押しかけてきた。ボロボロの姿で「俺が間違っていた、戻ってきてくれ」と復縁を懇願する元夫に対し、私は冷ややかな視線を向けた。傍らにいた親友も「全部あなたが望んだことじゃないの? 二度と彼女の人生を食い潰さないで」と一喝してくれた。
元夫は自分の撒いた種の結果に絶望しながら、すごすごと去っていった。
その後、元夫が再婚相手とも離婚したという知らせを聞いた。
かつては介護と夫の身勝手さに縛られていた私だが、今は娘と共に新しい未来へ歩み始めている。自分の足で立ち、自分の人生を取り戻した今、私はこれからの穏やかな日常を心から楽しんでいる。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=9SUDMcB8OeU,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]