夕方、買い物から帰ってきた私は、自宅の車庫を見て思わずため息をついた。
赤い車が、当然のように中へ停まっていた。
隣のおばさんの車だった。
「またか……」
これで3回目だった。
最初に無断駐車された時は、本当に間違えたのだと思った。
私は隣家へ行き、
「すみません、うちの車庫に車が停まっているんですが」
と声をかけた。
するとおばさんは、
「あら、ごめんなさい。ちょっとだけ借りてたの」
と笑った。
2回目は、その約2週間後。
仕事から戻ると、また同じ赤い車が入っていた。
その時は、
「空いていたから、少し停めただけよ」
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