目の前に現れたのは、黒丸15個で作られた美しい正三角形(△)。
条件はただ一つ。黒丸をできるだけ少なく動かして、逆向きの▽に並び替えろ。
全体をひっくり返す裏ワザは禁止。あなたは何個でクリアできるだろう?
まずは配置を数える。1段目1個、2段目2個…5段目5個。合計15個=五角錐の。
画像を目を細めて眺めると、中央にひし形の“5×3のコア”が浮かび上がる。そして輪郭だけを想像でなぞると、頂点・左右端・底辺中央の6か所が「実は動かしても形が崩れにくい」安全地帯だと気づく。
ポイントは「全部を動かす」のではなく、「元の△から▽に“共通部分”を残す」こと。
真ん中3段(2+3+2=7個)は上下を入れ替えても形が一致するので据え置きOK。
残る頂点1、左右端2、底辺の左右2と中央1…計6個をスライドすれば、
上下左右がきれいに反転し、▽が完成するはずだ。
頂点の1個を最下段中央へ。
左右端の2個をそれぞれ中段最外側へシフト。
底辺中央の1個を最上段へ移動。
底辺左右の2個を3段目中央左右へ。
こうして動かした赤い6個(画像2の赤丸)が▽の輪郭を形成。
水色で示した“元から動かさない9個”は、そのまま新しい中心を支える。
結果、わずか6手で正三角形は**見事に逆正三角形へ“リサイクル”**されるのだ。