アジサイ（紫陽花）はその美しい花姿で多くの人々を魅了しますが、冬の間の管理によってその成長と開花に大きな影響を与えます。特に冬にやってはいけない作業を知らずに行ってしまうと、花が咲かないどころか株が弱り、最悪の場合は枯れてしまうことも。本記事では、冬に絶対に避けるべきNG作業3選を解説し、逆に冬だからこそやるべきポイントについても詳しくご紹介します。

冬にやるとNGな作業1：休眠枝先タイプのアジサイの剪定

休眠枝先タイプのアジサイ（西洋アジサイやラグランジアなど）は、秋から冬にかけて翌年の花芽が枝先付近に形成されます。このため、冬に枝先を大きくカットする剪定を行うと、その花芽を切り落としてしまい、次の初夏には花が咲かなくなります。

正しい管理方法

落ち葉や枯れた葉を取り除き、病気や害虫の持ち越しを防ぎましょう。剪定は避け、枯れ枝や不要な枝の軽い整理にとどめてください。

冬にやるとNGな作業2：鉢植えアジサイの放置

大きな鉢に植え替えたくない場合でも、鉢の中で根がパンパンになったアジサイを放置するのは避けましょう。このままでは根が成長できず、株が弱ってしまいます。

冬だからこその対応方法

根鉢を軽くほぐし、古い土を取り除きます。同じ鉢に戻す場合、新しい土を加えて植え替えます。冬は根の活動が緩やかなため、根を傷つけても回復しやすい時期です。

記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください