「仕事をしている人々の姿は、どこであれ目を引くものだ。」そう感じたのは、ある高速道路のサービスエリア(SA)での出来事でした。そこには長距離バスの運転手や警察官が休憩をとる姿があり、私たち一般人がふとした瞬間に目にする彼らの“普通”が、時には過剰に評価されたり、否定されたりすることがあります。特に、今の時代、ほぼ全員がスマートフォンを所持しているため、どんな瞬間も撮影されてしまう可能性があるのです。
この時代ならではの過剰な目線、そして評価。こうした社会的な偏見に対する矛盾を感じずにはいられません。
先日、高速道路のサービスエリアで、何気なく休憩している警察官や長距離路線バスの運転手を見かけました。彼らは、業務の合間に食事を取っていたのですが、それを見た通りすがりの人々が「サボっている」と感じ、SNSにその瞬間をアップしたという話を聞きました。これが現代の「働いている人への監視」と言えるでしょう。私たちは、休憩中の彼らを見て、少しでも仕事をしていないと思うとすぐに批判の対象にしてしまう。実際、彼らは長時間の勤務に従事し、休憩を取ることこそが必要なはずなのに、その行動が「さぼり」だと非難されることは、非常に矛盾を感じます。
これを見て、私はふと、20代の頃に経験したことを思い出しました。当時、私はお弁当の製造卸会社で働いていて、その会社が経営していた駅前のお弁当屋さんで働いていたことがあります。そのお弁当屋さんの向かいには交番があり、そこで働く警察官たちがたまにお弁当を買いに来ていました。実は、そのお弁当屋さんの責任者であるおやじさんが、毎朝、会社から軽バンでお弁当を届ける作業をしていました。
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