「殴られても、蹴られても、なぜ別れなかったのか」
芸能界で“恐妻家”として知られてきた峰竜太。その結婚生活は、笑い話のように語られる一方で、常人には理解しがたいほど濃密な半世紀でもあった。
峰竜太、本名・下嶋清志は、一九五二年、長野県下條村に生まれた。実家は地元で知られる酒店だったが、彼が選んだのは家業ではなく芸能の道だった。
十八歳で上京し、四畳半の風呂なしアパートから夢を追い始める。昼は働き、夜は養成所へ通う日々。その先でつかんだ最初のチャンスが、子ども番組「おはよう!こどもショー」のお兄さん役だった。
そこで出会ったのが、海老名美どりだった。父は初代林家三平、母は海老名香葉子。落語界の名門に生まれた彼女と、長野から出てきた無名青年。あまりにも違う世界の二人だったが、峰は彼女に惹かれ、結婚を望んだ。海老名家に頭を下げ、ついに一九七五年、二人は夫婦となる。
だが、結婚生活は平穏な物語では終わらなかった。
一九八二年、峰の不倫報道が世間を揺らす。相手は女優の朝比奈順子とされ、写真週刊誌がその関係を報じた。
峰は妻に事実を伝え、家へ戻った。待っていたのは、怒りに震える美どりだった。殴られ、責められ、時にはハサミを手にされたという衝撃的なエピソードまで、後年本人の口から語られている。
さらに美どりは、峰に「相手のところへ連れて行け」と命じたという。車内でも、エレベーターでも、部屋の前でも、峰は叱責され続けた。合鍵を出した瞬間、また怒りが爆発したとされる。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=4cNwqGXvwd8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]