私は、かつて非常に暴力的でわがままな長女を育てていた。子供の頃から暴れん坊で、どんなに努力しても言うことを聞かない。私と夫は、何度も何度も試行錯誤しながら、子供たちに向き合い続けた。しかし、どれだけ頑張っても、長女の行動は改善されることなく、問題はどんどん深刻になっていった。

小学校に上がった長女は、クラスメートをいじめて不登校にさせるようなことをし、学校でも問題が続いた。

そのため、私たち夫婦は何度も学校に呼び出され、状況はどんどん悪化していった。最終的に、夫は不倫をし、離婚を経て家族は崩壊寸前にまで追い込まれた。それでも、長女は一切反省することなく、次々と他の子供たちをターゲットにした。

転校先でさえ、長女の問題行動は続き、最終的には教師を傷つけるような暴力行為にまで発展していった。家では、ちょっとしたことで暴れ、物を壊す、下の子を怖がらせるなどの問題が日常茶飯事となっていた。どんなに私たちが注意をしても、長女の暴力行為は止まらず、家の中は恐怖で満ちていた。

私たちはついに、限界を迎えた。下の子たちの安全と心の平穏を守るため、長女をどうするかを真剣に考えざるを得なくなった。

私一人ではどうにもできないと感じた私は、下の子たちと相談することにした。子供たちの卒業式が近づく中、私たちはついに「長女を家から出す」決断を下した。

下の子たちが安全であることが最優先だった。私たちは長女の荷物を整理し、必要最低限の生活費を渡した。長女には、もはや家に居場所はないと告げ、彼女を送り出した。私と下の子たちは、ようやく平穏な生活を取り戻すことができた。

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