今日はみなさんに強くおすすめしたい漫画があります。
そのタイトルは『拠り処』。冒頭から胸に重くのしかかる言葉で始まります。「おまえはなんのとりえもないんだから、せめて人にやさしくしなさい」。
小さな女の子が家族の中で居場所を失いながらも、必死に何かになろうとする姿に、静かに心が揺さぶられました。
物語は成長した彼女がスーパーで働くシーンへと移り、そこで出会う“優しい”大人の男性が現れます。微笑ましい関係に見える一方で、読者にはわずかな違和感が残る。その違和感が、次第に現実味を帯びてくる描写が本当に巧みなんです。
印象的だったコメント:
①「『優しさ』はいつも安全とは限らない。だからこそ信頼って慎重に育てたい」
②「誰かに必要とされたい気持ちにつけこむ人がいるって、現実の怖さを感じた」
私自身、親からの言葉や人との距離感に悩んだ経験があるので、この作品に登場する女の子の「拠り処」探しが他人事に思えませんでした。
人はどこで、誰と、どう繋がるかで人生が変わる。だからこそ、“居場所”ってとても大切だと改めて感じさせてくれます。
この先、彼女が本当の拠り処を見つけられるのか…。
引用元:https://twitter.com/naguruzo_/status/1559134029093699584,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]