2024年6月、東京国際フォーラムの客席に、いつもとは違う光景があった。
沢田研二さんのステージを見守る田中裕子さんが、後方ではなくセンター席に座っていたのだ。
長年、彼女は目立たぬ場所から夫の歌を見つめてきた。
その静かな距離こそ、二人が背負ってきた過去の重さを物語っていた。
二人の出会いは1982年。
ザ・タイガース再結成コンサートで、田中裕子さんが沢田研二さんに花束を渡したことがきっかけだったと言われている。
当時、沢田さんには妻・伊藤エミさんと幼い息子がいた。
田中さんも、その事実を知らなかったはずはない。
それでも映画『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』で共演した二人は、急速に距離を縮めていった。
1983年、田中さんは朝ドラ『おしん』で国民的女優となった。
最高視聴率62.9%。
日本中が彼女の演じる苦難に涙した一方で、週刊誌は沢田さんとの関係を大きく報じた。
彼女には「魔性の女」という冷たい呼び名が貼られ、沢田さんもまた「家庭を捨てた男」として激しい批判を浴びた。
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引用元:https://www.youtube.com/watch?v=juWFPymBAQ0&t=1s,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]