玉置浩二さんほど、歌声ひとつで人生の痛みまで響かせる歌手は多くありません。「安全地帯」のボーカルとして一世を風靡し、「ワインレッドの心」「恋の予感」「田園」など、時代を超えて愛される名曲を残してきました。しかし、その美しい歌の裏側には、激しい恋、別れ、病との闘いがありました。
玉置さんは1958年、北海道旭川市生まれ。1982年に安全地帯としてメジャーデビューし、翌年には一般女性と結婚しました。ところが、人気絶頂の中で女優・石原真理子さんとの関係が報じられ、世間は騒然となります。石原さんは当時まだ若く、清純派女優として注目されていた存在でした。その恋は激しく、世間の批判も凄まじいものでした。追い詰められた二人が、かつて“遺書”のようなものを書いたと語られたこともあり、それほどまでに精神的に追い込まれていた関係だったとされています。
その後、玉置さんは薬師丸ひろ子さんと出会います。楽曲提供をきっかけに距離を縮め、1991年に結婚。
会見では互いを親しげな愛称で呼び合い、芸能界屈指のビッグカップルとして祝福されました。ところが結婚生活は長く続かず、1998年に離婚。しかも薬師丸さんの誕生日パーティーの席で、玉置さんが突然「今日で別れます」と発表したという逸話は、今なお伝説のように語られています。離婚理由は明かされていませんが、二世帯住宅での生活や価値観の違いなど、外からは見えない事情があったのかもしれません。
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